フランス旅行 2日目前編 サンジャンドリュズからピック・デュ・ミディへ
2017年4月10日(月)
フランスは、日曜日がお休みのお店が多いけど、平日はやっていると思い込んでいた私。下調べが甘かったです。なんとなく心配になって、スマホで検索したら、サンジャンドリュズのお目当てのバスクリネンのお店は月曜が定休日!でも、やっているお店もあるかも、ということで、今日は、サンジャンドリュズの町をちょっと見てから、オートピレネー県のラ・モンジーというピック デュ ミディ天文台の麓のスキー場目指してレンタカーで走ります。
まずはホテルの朝ごはん。安いホテルなのに、朝食が美味しくて良かったです。バスク地方の味を揃えてくれているのも嬉しいところ。ガトーバスク、美味しくいただきました。あと、バゲットやクロワッサンも美味しかった。お米のミルク煮も美味しかった。バスクのチーズやハムも美味しい。
この日は曇りだったけど、晴れていたら、外のテラスで食べるのもいいですね。
ホテルは食事棟と宿泊棟が別棟になっています。私たちは1階の部屋でした。
ホテルをチェックアウトして、スーツケースをガラガラひきながら、空港のレンタカーカウンターへ。日本であらかじめRental cars.comで予約していたので、あまり心配はしていませんでしたが、やっぱりちょっと緊張します。英語が通じる受付の人で、ガソリンの種類などの説明を聞き、車までは自分たちだけで行って、すぐ乗れます。今回はSIXTで借りました。ちょっと高いような気もしましたが、4/10朝から4/13の夕方まで借りて、合計63000円でした。オートマ、フルプロテクション、追加ドライバー代込みです。
ネットでは、ルノーのメガーヌでしたが、実際はシトロエンのDS3で、夫は嬉しそうでした。乗ってみたい車だったそうで、良かった。私はグレーと白の組み合わせがおしゃれでいいな、と思いました。
ナビは頼んでいませんが、ナビがついてました。が、いつも使い慣れているグーグルナビにお世話になりました。日本語でいつも通りのナビが嬉しい。
夫が最初だけロータリーに慣れない感じでしたが、無事に、サンジャンドリュズの駐車場に到着。私も国際免許証もっていって、一応、ドライバーは2人登録しましたが、ほとんど夫に運転は任せてしまいました。
この駐車場で、料金の払い方がわからず、慌てました。他の人のやってるのを見ながら、カードで払おうとしてもうまくいかない。どうもコインだとすんなりいく様子。現金はお札しかないので、私が町に買い物に行き、お釣りをコインでもらって、支払いました。そして、その支払い明細を外から見える車内に置いておけばOK,という仕組みでした。
朝10時ごろなので、車は少ないですが、この後すぐ満車になります。料金はたしか2時間で1ユーロくらいだったと思います。
サンジャンドリュズの街歩き。
マルシェが開いてましたが、お店は少なかった。
月曜日お休みのところが多いようで、ちょっとさみしい感じです。
ここは、お昼を買ったパン屋さん。人気店のようで、行列ができていました。La grange a pains。
ここで、ローストチキンと野菜をはさんだ丸い大きなサンドイッチと、チーズの入った小さなバゲットとカヌレを買いました。全部で10ユーロ。
月曜もやっていたバスクの布屋さん、OLARIA。ここで、バスタオルやキッチンクロスを買いました。
ここが目的のお店、ONA-TISS。残念ながら定休日。
堀井和子さんの本に登場した、レストラン。Chez Maya。
少し歩いて海沿いにも来ました。曇りなので、さみしい。
サンジャンドリュズの電車の駅。
とりあえず、バスクの布を買えたので良かった。ピックドミディのケーブルカーの最終出発時間は15:30で、15:00までには着くように、と案内されていたので、11:30に出発。高速道路に乗りました。
途中からよく晴れてきました。フランスの高速道路の料金所、慣れるとわかりやすいのですが、最初は、とまどいました。日本のようにETC専用レーンがあるので要注意です。事前に下調べしておいたので、ETCレーンには入らずに済みましたが、現金での支払いはコインのみなので、コインのない私には、カードでの支払いがスムーズでした。
高速をおりて、のどかな道を走ります。
だんだん山道になってきます。
ツールドフランスで有名なトゥルマレ峠の看板も見ました。
スノーシェッド。日本の越後湯沢に来たような感じ。
ピック デュ ミディ行きのケーブルカーの発着所、ラ・モンジーに14:10ごろ着きました。ラ・モンジーは私のイメージでは、越後湯沢のような感じ。ピレネー地方のスキー場で、ホテルやペンションが沢山あって、リフトが何基かあって、4月でもにぎわっていました。
駐車場は沢山あるのですが、宿泊する人がとめる場所は、ケーブルカーの発着所からけっこう遠いので、本当にそこなのか、ピックドミディの係員に聞いてみました。すると、雪が降ってないので、宿泊客でも、日帰りのところにとめていいとのこと。あらかじめ日本で申し込んでいた宿泊プランのバウチャーを見せると、首から下げるカードを渡され、これをつけて荷物をもってきてね、と言うので、一番近くのパーキングにとめて、ここでやっと、ランチを食べました。
ローストチキンに、ゆで卵、トマト、レタスの入ったサンドイッチはボリュームがあって、美味しかったです。
車なので、大きい荷物はトランクに乗せたままにして、必要なものを詰めておいた小さなスーツケースを持ってケーブルカー乗り場に行きました。係員は英語のできる人とできない人がいますが、皆さん笑顔で感じが良いです。
15:00発のケーブルカーで約15分、標高2877メートルにたどり着きます。
ケーブルカーを降りて、ようこそ、と書かれたガラスドアの向こうが天文台です。
まずは部屋に案内されるのですが、ここで、英語のできる係員を待って案内してもらうことになりました。このピック デュ ミディのツアーはフランス語のみだとあらかじめ知っていましたが、部屋までの案内は安全管理上の大切な説明があるとのことで、英語のできるスタッフがいるようで安心しました。
いくつかの回廊に分かれているので、鍵を開けながら移動することや、標高が高いので酸素が薄い為、階段などはゆっくり昇降すること、緊急時の連絡先など、親切に説明してくれます。
私たちの部屋は16番で、共同のシャワーやトイレからも近くて便利で良かったです。
中は、こんな風に、綺麗でさっぱりしたインテリア。
窓からは絶景が望めます。素敵です!
17:30に食堂前に集合するように言われ、それまでは部屋でのんびりしたり、展望台を見ててね、とのこと。15:30には部屋に入れたので、1時間休んで、16:30には食堂前に行き、お土産屋さんがあったので、物色してました。
いよいよ、17:30から、合宿が始まります!続きは2日目後編で。
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